しんどい

またずいぶんとあいだが空いてしまった。
やっぱり授業が始まると日記を書いている余裕がない。
9月10月と学会関係やシンポジウムもどきの発表をやったせいもある。
11月にもまたフランスから研究者を呼んだシンポジウム(というか小さなセミナーのようなもののようだが)があって、フランス語の発表と討論をしなければならない。
しかし、毎月一本の発表って、ちょっと常軌を逸しているな。
どれも断れない依頼だったとはいえ、こんなことはもうこりごりだ。(まだ一本終わってないのだが)
しかもその間、翻訳書を一冊刊行したし、たぶん年明け頃に出る本の分担執筆部分のゲラも抱えている。
9月には市民講座で映画に関する講演も一回した。
たぶん、近年で一番仕事をしている。

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人はいつまでも同じ状態ではいられない。
新しい環境に飛び込むことも必要。
それはそれで面倒くさいことではあるけれど。
そんな(小さな)決断をしてみた先週。
寂しいが、来年はまた仕事の環境が(少しだけ)変わっているだろう。

学生時代というのは、何もしなくても勝手に環境が変わっていくが、いったん就職して仕事を始めてしまうと、大体似たような日々が何年も続く。というか続けることができる。
(同じ職場の中で出世するとかいうのは、高校から大学に進学するのに比べれば、ほとんど変化していないようなものだ)
だから、自分から意識的に環境を変え、変化のリズムを作ることも大事だと思うようになった。