一橋図書館

午前中、ゲラのチェック。
このゲラを見ていていやになるのは、というかやり始めるといいのだが、あまり向かう気になれないのは、自分の言葉が原作の言葉をうまくとらえていないような気がするからだ。こんな言語感覚でいいのだろうか、という思いがずっとしているからだ。
しかしもう、ここまできているのだから、あまり大幅な修正もきかない。
これほどの長さのゲラの校正というのは、ある意味ほとんど技術的で機械的な日本語の調整作業になる。全体をざっと読み通すという意味では巨視的だが、それと同時に近視眼的な作業でもあるのだ。

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午後、一橋大学の図書館に行って資料調べ。
ここはいい大学だなあ。やっぱり歴史のある国立は違う。
これ本物か、セットじゃないのか、というような図書館だった。