ショック

某T大図書館に所蔵されているという某近代詩人の資料を見たいと思って問い合わせたら、いま三重でやっている展覧会に貸し出していて、年内一杯は返ってきません、と言われた。何ということだ。
これ、ほかのどこにも見つからないものなのに。つーか、こういうのって研究者が握っちゃってるんだよなあ、日本近代文学の場合。
あと、そこにすらないものもあるし。
某研究者が持っている(らしい)。その人に連絡すればいいんだろうけどなあ。
図書館か文学館に寄贈してくれえ。
(それかどっかに内容を発表するか、復刻してほしい)

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突如として論文が終わった。

上に書いたこととは関係がない。

紀要論文といえども、注文原稿ほどではないが、一応字数制限というものがある。1人で好き勝手に100枚も200枚も書くわけには行かないのだ。(当たり前だが)

で、もう必要な枚数はクリアしているし(文系の論文の場合、短すぎてもいけないのである)、あとはどこで終わってもいいなと思っていたのだが、書いているうちにすぽんと、あ、終わった、という地点にたどり着いたのである。

というか、冒頭に提示したテーマについて、一個一個取り上げて論じていて、まだ最後まで行っていないから、まだまだ書くべきことはあるのだが、どっちにしても全部書くことはできないから、これは2回に分けて掲載することにするか、と思っていて、一応、その「区切り」のポイントも目算で大体考えていたのだが、それとはちょっと違う展開でなんか「終わってしまった」のである。
これだと、「上」「下」にするまでもなく、別立てで別個の論文としても体裁が整いそうだ。(さすがにそういうわけにはいかないか)

一応「論文」なのに、そんなことでいいのかと思うが、考えてみれば、去年もそうだった。本当はもっと先まで論述の展開を考えていたのに、もういい加減長くなりすぎて、なんか途中で、あ、ここで終わるや、と思ってしまったのである。
なんというか、もう少しがんばって走れば3塁打になるけど、ここは2塁打でやめとくか、みたいな感じ?