文体に共感する

とでも言いたいような気持ちに、ほかの人のブログを読むと、なることがある。
共感というのは、ふつうは、その人の意見とか主張とか、内容に共感するものだが、そういう内容とかではなくて、その文体、その「手つき」みたいなものに共感するのである。
(そうなると、共感という言葉がおかしいかもしれないが、僕の感覚だとまさに「共感」と言いたい感じなのである)
中身というのは、結局たわいもないことが多いのだけれど、そういうたわいもないことでも、「共感」できる文章を書く人とそうでない人がいる。
なんだろう。ものごとをそういうふうにとらえるその手つきに、「いいなあ」と思うということか。ただ「いいなあ」というと価値判断とか評価、あるいは好き嫌いになっちゃうんだよね。そうではなくて、何となくシンクロする感じ。

といっても、しかしこれはプロの文学作品でも同じことではあるんだけれど、素人(そうじゃないかもしれないが)のたわいもない身辺雑記みたいなブログを読んで、あらためて感じたわけだ。

(で、そういうブログがいくつかあるのだけれど、もちろんそれをここに挙げたりはしない。全然知らない人たちなので、勝手に挙げたりするのも恥ずかしいので、遠慮しておく)

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午前中、例によって翻訳。p.200まで、とりあえず。
今日は朝4時ごろに目が覚めてしまってから眠れず、睡眠不足で瞼が重く、あんまりよく頭が働かなかった気がするので、ここでやめる。(いや、別にいつも大して頭は働かないのだが)
明日からは三連休なので、仕事をする時間がとれない。週明けに再開すれば、あと数ページ。