多忙な三連休

というほど忙しくはないのだが、いろいろと予定の多いこの週末。体調が悪くて困っている。
またしても風邪をひいたらしく、のどの痛みに加えて全身がだる重い。昨日、医者に行って薬をもらってきた。
年をとってから、熱が出るということはほとんどなくなったのだが(これは不思議なことだ。一番最後に高熱が出たのは32、3歳のことではなかったか)、どうやらのどが弱いらしく、年がら年中リンパ腺が腫れまくっている。

金曜日は息子の空手の昇級試験。
土曜日は長女と息子のスイミング昇級試験。が、息子も数日前から体調が悪く、鼻水たらし咳を連発しながら空手は何とかこなしたものの、翌日熱が出て水泳はキャンセル。長女もひどい鼻水だったが、これはアレルギーなので、試験だけ受けに行く。
日曜日はその長女のヒップホップの発表会。何かと本当に忙しい人たちである。
まあ、そんなことを許している自分が一番現代的な馬鹿親っぽいのが厭になるが。

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Eric-Emmanuel SchmittのOdette Toutlemonde et autres hisotires (Livre de poche)を一通り読んでみた。うーん、シュミットは最近わりと売れているらしい人気作家で、劇作家、映画監督でもあるようだが、作品の質はイマイチ、というか、面白くなくはないんだけど、レベルが低いんだよな。なんというか、それなりに読ませる話だけど、質は低い。文章の質と、あと、なんというんだろう、ストーリー運びの深みというか凄みというか、批評性というか。
まあ、いわゆるGrande littératureではない。本人もそういうつもりはないだろうけど。ただそれだともっと面白くあってほしいとも思うし、それにそもそも、もう少し文章に味わうべき魅力がないと、読む気にならない。