『一発逆転ミステリー』

あんまりログインしないんで、パスワード忘れてしまいそうだ。

こないだの日曜日、カミさんと娘が図書館に行って限度一杯の大量の本を借りてきたので、その中にあった赤木かん子編『一発逆転ミステリー(Little selection 13 あなたのための小さな物語)』(ポプラ社)というのを読んでみた。

収録作は、
サキ「開いた窓」
ロアルド・ダール「ヒッチ=ハイカー」
ヘンリイ・スレッサー「アミオン神父の大穴」
ピーター・ラヴゼイ「ミス・オイスター・ブラウンの犯罪」
泡坂妻夫「雲見番拝命」
の5編。
夕食前と夕食後の都合1時間足らずで読み終わってしまった。

こういうウェルメイドな短編って本当に久しぶりに読んだけど、面白かった。
なんでも久しぶりに読んだり見たりすると、体に染み透ってくるような気がする。
最近こういう世界に触れてなかったからなあ。
サキとロアルド・ダールは昔原書で読んだことがあるという記憶がよみがえってきた。
まだ大学生で英語が読めた頃。
本棚を見てみたら、英語の本はごくわずかしかないから、今でもすぐ見つかった。
一冊本のComplete SakiとRoald DahlのThe Wonderful Story of Henry Sugar(←こっちの方は英語のペーパーバック読む訓練になる何かいいのないかなと思って買ったのだ。今でもよく覚えてる)

ピーター・ラヴゼイは初めて読んだけど、これは結構よかった。この中では個人的ベスト2?かな。
ベスト1は泡坂妻夫。これは亜智一郎シリーズの最初の一編のようだが、このシリーズ買って読みたくなった。
調べたら文庫になってるようなので、今度注文しよう。